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2010年12月13日 (月)

技術士試験と,ゴール

技術士二次試験の準備を進めています.

今回の論文テーマ

あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について実際に行った業務のうち、受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
(1) あなたの立場と役割
(2) 業務を進める上での課題及び問題点
(3) あなたが行った技術的提案
(4) 技術的成果
(5) 現時点での技術的評価及び今後の展望

ということで提出済み.
あとは面接に向かってこの7年弱の業務をあれこれ見直しています.

ここでポイントとなるのは(5).
自分のやってきたことに加えて将来への展望まで問われるわけです.

さて,自分のやってきた事や今後の展望まで問われると,
自分の仕事のゴールというのをやはり考えてしまいます.

実はそれは既に定まっています.
「人間の労働というものの価値を最大まで高めること」

言い換えれば,
”人間が働くという事はそんな「安価な」ものであってはいけない,
 人間は労働のもっとも人間らしい部分を担わねばならない.”
ということです.

具体的にはシーケンシャルな単純労働や危険な労働は機械に任せてしまって,
人間はもっと創造的な部分を担当するべきだと思うのです.

そのためにロボットや製造装置は
人間のできることを人間以上にできるように機能を拡大していくべきであるし
その機能をもっと容易に使えるようにしていくべきだと思うのです.

以前の日記でも少し書いた覚えがありますが
宇宙開発も優秀な宇宙飛行士という人材を危険に晒すのではなく
無人化技術でより運用リスクを低減するべきだと考えています.
この考えもこの思想に繋がっています.

この議論になると必ず出てくるのは
「ロボットが人間の働き先を奪ってしまう」論議です.
でも,絶対ロボットにはできない分野があるのです.
それは何か物事を改善し新たなものを作り出していくということです.
全員でそれに当たれたら世の中ものすごいことになるんじゃなかろうかと思うわけです.

「創造性のある仕事なんてできない,単純労働しかできない人もいる」
という人もいますが,
労働者ひとり一人の創造性をもっとも巧みに活かしてきたのが日本の製造業です.
それは全員参加で行われてきた考案制度であったり,小集団活動であったりしたわけです.
それが世界最高峰の日本の製造業を支えてきたと言っても過言ではありません.
人間にはそれだけの創造性が埋まってて然るべきなのだと考えています.

#この点については派遣労働や請負,外国生産についてもいいたいことがあるけどまた今度.

さてこの目標をかなえるためにどうすりゃいいか

現在Factory Automation分野の最前線にいるわけですが,
このゴールに至るには実際何かが足りないと感じているのも事実.
それが何かを模索するにはしばらくかかりそうです.

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